症例紹介

神経科症例

脳血管障害症例

脳血管障害とは脳卒中と同義語で、人では腫瘍、心血管疾患に次ぐ、死因の第3位ですが、動物での報告は多くなく、稀な病態と言われています。
本症例は右眼の失明、聴覚異常を主訴に来院しました。5日前に痙攣発作も起こしていたため、頭蓋内疾患を疑って、MRI検査を撮影しました。その結果、頭蓋内の右側に明らかな異常所見が認められました。造影剤でくっきり染まったため、最初は脳腫瘍を疑いましたが、画像解析の結果、脳出血であることが分かりました。脳出血の場合、一過性に症状が発現しますが、徐々に病変部位は改善していき、その後症状の進行が起こらないことがほとんどです。本症例の8週間後のMRI画像が下になりますが、病変部位が小さくなっていることが分かります。本症例は現在、右眼の視力は回復し、痙攣発作や神経症状の後遺症は認められず、元気に過ごしています。

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