STAFF
スタッフ
世界水準の動物医療にふれ、
成長する。
やりがいある環境。
獣医師
2018年入社
小さな頃から犬をはじめ、いろいろな動物を飼っていました。飼っていた犬が病気になったときに動物病院に行き、こういう世界があることを知りました。そのような飼育や動物病院での経験から、自分も「動物に関わる仕事がしたい」「動物に対して何か貢献していきたい」と考え、獣医師を目指しました。
就職活動を通じて多くの動物病院に見学に行きました。その中で加古川動物病院を選んだのは「自分が成長できる環境がある」と感じたからでした。多くの動物病院では、その病院のやり方を新人獣医師に教えていきますが、加古川動物病院は違いました。世界水準の獣医療を志向・実践し、論文情報など最新の科学的根拠を基に診断や治療にあたっていました。実際、獣医師の先輩方は勉強熱心で、ここなら知識や技術をどんどん習得でき、自分も成長できると感じました。
加古川動物病院が掲げる世界水準の獣医療の提供。これを都市にある動物病院ではなく、地方で実現しようとしている点に驚いたのを覚えています。スローガンではなく、地方だからという妥協もなく、高い志でチャレンジしている。新たな治療法を採り入れることで難しかった症例に対応できますし、しかもそれを地域の患者さんに広く提供できる。自分もここで役立ちたいと思いました。
加古川動物病院には論文書庫があり、そこで閲覧したり、論文を交代で要約して勉強するゼミを開いています。学会へ行くことも推奨されていて、費用は負担してくれます。私は入社2年目の時に、アメリカの外科実習に行きました。若手の自分にそんな機会をいただけたことがうれしかったですし、動物医療の最先端にふれさせてもらったことは大きな刺激となりました。
他の動物病院ではこれ以上の治療が難しいと判断される患者さんが来院されることがあります。そのような患者さんでも、なんとか治療できた時はやりがいを感じます。当院は地域の基幹病院として、地域の動物病院の先生方からの紹介も受け付けています。諦めたくないという飼い主さんと先生方の想いを受け、より一層責任の重さを感じると共にそこに携われることは誇らしく思います。
週休2日はきちんと確保されています。勤務時間外に急に呼び出されることもありません。当院では、交代で患者さんを診れるようにチーム獣医療体制が確立しています。主治医はもちろんいますが、不在の場合には別の獣医師が診療にあたります。これは共に働く仲間がいるからできることです。「お互いさま」の気持ちを大切に、休む時は休む。やる時はやる。オフの日は釣りなどをしてゆっくりを羽を伸ばしていますよ。
世界の最前線で行われているような、新しい治療法の開発に取り組んでいきたいです。人医療ではされているが、動物医療ではまだ実現できておらず、困っている症例は多くいます。一つでも多くの病気を治せるようにしていきたいという気持ちがあります。また、入社5年目となり、リーダーシップが求められるポジションに来ていると思います。獣医師として、組織の一員として、自分自身を成長させ、みんなを引っ張っていける存在になることが目標です。
獣医学部を卒業する時は誰もが、診療を通じて動物の命を助けたいという気持ちを持っていると思います。けれど、実際に動物病院に勤め始めると、設備の面や、忙しさなど、いろいろな事情があって諦めてしまう。それがここならば、その気持ちを持ち続けられます。そういう考えを持っている人にこそ、合っている動物病院だと思います。是非一緒に頑張りましょう!
※インタビュー記事は2023年6月5日の取材にもとづいたものです。
世界水準の動物医療を実現するためには、最新の知識・技術の習得、高度医療機器の充実が不可欠です。加古川動物病院では、国内外の学会や医療技術セミナーへの参加を推奨。業界でも先例となる形でCTやMRIを導入し、県内では初の取り組みとなるA-ICUも設置しました。世界の最先端を学ぶことで、より幅広い症例に対応できる動物病院を目指しています。
獣医の目となり、
飼い主さまに寄り添える
存在を目指して。
愛玩動物看護師
2020年入社
小学1年生の頃、飼っていた子をトリミングサロンにお迎えに行ったときに、とても幸せな気持ちになりました。そこからですね。動物に関わる仕事につきたいなと思い始めたのは。その後、動物専門学校に進み、美容と医療のどちらかを選ぶ段階で、動物医療のことをもっと知りたいと思い、動物病院への就職を決めました。
私は加古川出身で、加古川動物病院のことも知ってはいましたが、実は一度も利用したことはありませんでした(笑)。ただ、様々な動物病院の情報に触れる中で、加古川動物病院は動物の命を救うために犬や猫の献血を募集していること、ウサギや鳥などのエキゾチックアニマルも診察していることを知りました。どんな動物を飼っていても、どんな病気になったとしても診てもらえる病院があるというのは安心すると思います。その安心感をここで働くことで多くの人に届けられる、そんな思いから加古川動物病院への入社を希望しました。
入院患者の食事準備や給餌・内服投与・バイタルチェックなどを行う入院管理、検査・処置の保定・皮下点滴の実施などの診察の補助、手術器具準備・器具出し・麻酔補助などの周術期管理等を行っています。1年目に全体的なことを教わり、2年目、3年目にはより専門的なことを教えていただきました。毎日学ばせていただくのが楽しくて、先輩から一つ一つ教わり身につけてきました。
垣根のない雰囲気があることが当院の魅力だと感じました。加古川動物病院は、フラットな組織風土をベースとしたチーム獣医療体制をとっています。部門を超えて自由に話し合える環境があってこそ、情報共有はスムーズとなり、一つのチームとして患者さんの治療にあたれます。スタッフみんな多忙にしているけど、命を優先に情報共有を心掛けています。実際、そこでの連携はよりいい診療となって現れていると思います。
入院中、全く食欲のなかった子が一口でもご飯を口にしてくれた時や、重症で来院した子が治療や看護によって希望が見えた時はやはりうれしいですし、愛玩動物看護師になってよかったなとやりがいを感じます。当院では負傷動物保護活動として、飼い主のいない動物の治療も行っています。時には交通事後などの重症で来院することもありますが、日に日に元気になり、新しい飼い主のもとに行くときにはとても嬉しく、自分も元気をもらいます。
患者さんの急変など命に関わる場面に直面し、大変なこともありますが、治療によってよい変化や飼い主さまの笑顔が見られるなど、多くのやりがいを感じられる仕事です。初めは先輩がついて1から教えてくれるので安心ですし、ひとりでできたときの達成感も格別!先輩や他部門スタッフにも聞きやすい雰囲気があるので、とても働きやすいですよ。
患者さんや飼い主さんにとって、身近で頼られる動物看護師になりたいと思います。診断、治療を行う獣医師は飼い主さんにとって頼られる存在。ただ、入院中の子たちの変化にいち早く気づくことができるのは私たち動物看護師です。細かなところまで目を向けるとともに、飼い主さんが「先生にはいうほどではないかな」と感じられていることもお聞かせいただける存在になりたいです。
※インタビュー記事は2023年6月5日の取材にもとづいたものです。
一般的に動物病院は、獣医師をトップとするピラミッド型組織で運営されています。加古川動物病院で採り入れているのは、獣医師、愛玩動物看護師、受付が自由に意見を言い合えるフラットな組織形態です。最善の動物医療を提供するためには、獣医師の知識・技術だけではなく、飼い主さまの声に接する受付、動物たちの日々の変化を把握する愛玩動物看護師が1つのチームとなることが理想と考えるからです。
産休・育休を経て、
現在も育児と仕事を両立中。
そんな私でも次へ
チャレンジできる職場です。
受付・事務
2011年入社
以前は小さな動物病院で働いていましたが、もっと仕事の幅や知識を広げたく、また加古川動物病院ならケアスタッフの仕事も勉強させていただく機会も多いと伺い、こちらに入社しました。
以前働いていた病院とは規模が違いますし、受診される患者さんの症状や内容も違ったため、最初は戸惑いました。日々勉強でしたね。入社当初は先輩のフォローで助けていただいていましたが、自分の知識としてしっかりと身につけていかなければ後々の対応がスムーズに運びません。その点、医療的なことでわからないことがあれば先生方が説明してくれますし、受付向けの勉強会も開かれているので知識が乏しい私でも理解が進みました。
加古川動物病院では、受付も含めたチーム獣医療を掲げています。飼い主さまが最初に接するのは受付スタッフであり、要望等のお声を獣医師、愛玩動物看護師ときちんと共有しなければなりません。そんなことから飼い主さまに寄り添う対応を心がけているのですが、難しい場面もあり、寄り添うとはどういうことか・・・と悩んでしまう時もあります。そういった時に「ありがとう」「あなたが受付にいると安心する」などのお言葉をいただけた時はとてもうれしいですし、励みになりますね。
いま、業務としては受付・事務を主に行っています。育休復帰後から新入社員の育成担当をしています。子育てと育成には共通点が多いと言われていますが、双方を通して学んだことをそれぞれに生かすことができ、勉強になることがたくさんあります。指導にあたって大切なのは、当社の理念に沿った、思いやりのある対応を具体的に示すこと。飼い主さまが家族のように思っていらっしゃる子に対して、同じ気持ちを持って接するように伝えています。“深い思いやり”や“相手の立場”というのはとても難しいのですが、当院が大切にしている人間力を養ってもらえるよう伝えていきたいです。
女性が長く働ける環境だと思います!私は入社して数年で出産を迎え、産休・育休制度を利用して、3年ほど休業していました。時短勤務で復帰後も育児など、まわりのスタッフに負担をお掛けしてしまっているのですが、スタッフのみんなが配慮やサポートをしてくださり、仕事と家庭の両立を果たせています。動物病院は女性が多い職場です。就職を考えている方には、産休・育休などの制度の充実はもちろんとして、思いやりを大切にしている職場と出会っていただけたらと思います。
受付対応のスキルをさらに上げていきたいです。また過去のケアスタッフの経験から、愛玩動物看護師の資格取得に向けて勉強中です。この勉強も受付対応のスキルにつながると思っています。一時は出産や育児で諦めていましたが、まわりのスタッフが「チャレンジしては?」と背中を押してくださり、自分のキャリアについて前向きに考えることができました。消えかけていた希望にまた火が灯り、「がんばろう」と思えるようになりました。
※インタビュー記事は2023年6月5日の取材にもとづいたものです。
加古川動物病院では、女性が長く働ける、そして復帰後のキャリアアップを支援する環境を整えています。産休・育休などの制度を設け、個々のケースに応じて休暇中もフォローする体制などが、定着率の高さにつながっています。